先日の続きです。
取りあえず、退室してもらい一件落着だったのですが、退室した翌日問題は勃発しました。
退室した部屋の原状回復費用30万
(内容はざっと、壁紙全貼り替え・フローリング補修・清掃代)
えええ?
自分の目論見では、まあ清掃代くらいかと・・・・この金額全部取って欲しいと・・・当然敷金では足りません。大家さんは、薬と血の臭いが凄いというのと、フローリングが血で変色しているという言い分でした。一応、自分の見解は言いました。
私が見たトコ、入居者が付けた傷や汚れは特に無く、壁紙も貼り替える必要は無いかと・・・次の日、この大家さんの紹介者より、呼び出しがあり、すべて請求してほしいと。まあ事故を起こされたのでだいぶご立腹。
てなワケで、その入居者の親御さんと折衝。その親御さんてのが、両親とも、先生と名の付く職業。行列が出来る・・・、そうあの類です。フツウにやったら、宅建をアップアップで取った自分なんか、赤子同然・・・勿論、まともには組み合いません。
向こうは法律のプロですが、こっちも色んな人間と色んな交渉をしてきました。
以前に本屋で、やくざに学ぶ交渉術という本を立ち読みしました。あ、コレ俺よく使うって思う手法が多数・・・・知らず知らずに、いや~な交渉術が身に付いてしまっていたんですねえ。相手の落ち度を徹底的に突く。そう自殺未遂を起こしてしまった事を・・・何度か電話で折衝し、最終的な話しあいは、直接会って行われました。長い話しあいの結果、敷金が戻らない、敷金相殺という形であれば、コチラも申し訳ない気持ちがあるので了承したと・・・
心の中で、何度もゴメンナサイ、ゴメンナサイと呟きながら、その場を後にしました。
さてと、まだ問題は残っております。何とか、敷金相殺まで持ってきたのですが、大家さんが、それに応じるかどうか。交渉に応じる前に、大家さんに会い、腹づもりを確認しました。恐らく、決裂したら、向こうは訴訟を起こしてきます。訴訟になったら、清掃代は貰えるかもしれませんが、まず全額返さなくなると思います。敷金で相殺する形であれば、何とか話をまとめますので、何とかそれでお願い出来ませんか。
一応納得していただきましたが、何か不満げな様子。恐らく、本心は紹介者に告げられている事でしょう。また来週、呼び出しがかかるかもしれないですねえ。ははは